全国にあるパラグライダー教室で使用されていたパラグライダーは、経年劣化により安全基準に満たなくなるとほとんどが廃棄されていました。HOZUBAG（京都府亀岡市）では、使用済みパラグライダーをアップサイクルし、循環させています。
そのパラグライダーの生地が『ふろしき』として製品になる過程をご紹介します。

■HOZUBAG

HOZUBAG(ホズバッグ)は多様な資源循環を生み出すブランドです。

厳しい安全基準により飛ぶ役目を終えた、 行き場のないパラグライダーを回収、解体する拠点“HOZUBAG Mfg.（ホズバッグマニュファクチャリング）”を日本の古都京都にある亀岡市に構え、バッグに作り変えることで 地上資源として循環させるプロジェクトを始め、ペットボトルリサイクル生地を使用したバッグなど、多彩なアプローチで資源が循環する社会を目指すとともに、地域の活性化、雇用の創出にも取り組んでいます。

シグネチャーアイテムとなっている、回収されたユーズドパラグライダーで作られたバッグは軽くて丈夫。機体毎に違うカラー、 裁断する場所によって異なる表情のバッグに仕上がるのが魅力です。

▼HOZUBAGブランドができるまで

亀岡市が2018年12月、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を発表。「KAMEOKA FLY BAG Project」が立ち上がり、シアタープロダクツの武内昭さんがアートディレクションを務めました。

2018年7月FLY BAGプロジェクトでは、使用済みパラグライダーの生地をつなぎ合わせ大きなエコバッグを作り、空へ広げるイベントを実施。

それを切り出し、自分だけのエコバッグを作ろうというWSも行ったプロジェクトで、マイバッグの所持率の向上、そして環境意識や海ごみ発生抑制の向上をねらったプロジェクトです。
このプロジェクトを機に始まったバッグブランドが「HOZUBAG」です。

HOZUBAG×MUSUBI

■商品開発ストーリー

■『HOZUBAGふろしき』ができるまで

空を飛ぶためにつくられるパラグライダーの生地はとても軽く、薄く、丈夫なためサブバッグとして持ち歩くのに最適です。（アクアドロップシリーズよりも軽いです。）
ふろしきの端にゴムヒモがついているため、クルクルとまとめて畳むとコンパクトに収納することができます。
継ぎ接ぎやステッチなど、デザインが全て異なる世界に一枚のふろしきです。

▼実際の製作風景を動画でもご覧いただけます。
【京都・亀岡】『HOZUBAGふろしき』の製作風景

■『HOZUBAGふろしき』の購入について

HOZUBAGふろしきは、むす美京都・東京店で 5/16（金）より限定販売中。
サイズは70cmと100cmの2展開で数に限りがあるため無くなり次第終了となります。
※オンラインショップでは販売しておりません。

おすすめの用途
・小さめのエコバッグ
・旅行やスポーツ時の着替えを包む
・サスティナブルや環境問題に感心がある方へのギフト

おすすめの用途
・お買い物、お出かけ時のバッグ
（ショルダーやメッセンジャーバッグなどの肩掛けが出来る）
・ヨガマットの持ち運び
・スーツケースの上に荷物を固定する
・レジャーシート

 □■『HOZUBAGふろしき』を購入する上での注意点■□

• 役目を終えたパラグライダーの生地を再利用しているため、汚れやキズ、品質に個体差が生じる場合がございます。
• 生地は製品にする前にクリーニングしております。
• ハンドメイドの為、生地の繋ぎ方が1点1点異なります。
• すべての漂白剤の使用はお避けください。汚れは水、または中性洗剤を染み込ませた柔らかいタオルなどでふき取ってください。
• アイロンは低温で当て布をしてご利用ください。
• 高温多湿を避け、通気性の良い場所で保管してください。
• 乾燥する際は直射日光を避け、日陰干しをしてください。

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