2025年10月30日

【11/28公開】映画『兄を持ち運べるサイズに』でむす美のふろしきが使用されました

宮沢りえさん主演の『湯を沸かすほどの熱い愛』、二宮和也さん主演の『浅田家!』で知られる中野量太監督の5年ぶりとなる監督作です。
嬉しいことにその映画の中で、兄を持ち運ぶための“風呂敷”として、むす美のふろしきをご利用いただきました。

公開は11/28(金)からですので、興味のある方はぜひご覧ください。

映画 兄を持ち運べるサイズに 骨壺

ふろしきの登場はシリアスなシーンですが、骨壺としてのご注文をいただくことも多々あります。
故人を偲ぶ大切な1枚として別のブログでも紹介していますので、気になる方は下のボタンからご覧ください。

映画 兄を持ち運べるサイズに 骨壺
映画 兄を持ち運べるサイズに 骨壺

【 STORY 】

作家の理子は、突如警察から、兄の急死を知らされる。兄が住んでいた東北へと向かいながら、理子は兄との苦い思い出を振り返っていた。警察署で7年ぶりに兄の元嫁・加奈子と娘の満里奈、一時的に児童相談所に保護されている良一と再会、兄を荼毘に付す。そして、兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化しているアパートを片付けていた3人が目にしたのは、壁に貼られた家族写真の数々。子供時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一が作った家族のもの・・・兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に、同じように迷惑をかけられたはずの加奈子はぽつりと言う。「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」。

作家・村井理子が自身の体験をもとにつづったノンフィクションエッセイ「兄の終い」を原作に、絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる、家族のてんてこまいな4日間を描く―。

▼ 映画ポスター

映画 兄を持ち運べるサイズに ポスター

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
11月28日(金)TOHOシネマズ日比谷他、全国ロードショー

▼ 予告ムービー

出演者・監督からのコメントも公開されました(一部抜粋)

【主演:柴咲コウさん(村井理子役)のコメント】
私は村井理子さんを演じることで積み重なっていた心の陰の部分に優しく灯りをともされたような、そんな感覚を抱いた。自分の感覚を変えることで、それまでの出来事の受け止め方もぐっと変わっていくのだと思う。
肩の力を抜いて日常の延長のような気分でこの家族を味わってもらいたい、そんな作品です。

【オダギリジョーさん(兄役)のコメント】
家族だからこそ、知っていること。
家族だからこそ、知らないこと。
家族だからこそ期待し、また後悔してしまうこと。

家族って簡単なものではないけど、思い切っていつもより近づいて、素直に向き合いたいと思わせてくれる作品でした。

【満島ひかりさん(加奈子役)のコメント】
はじめて脚本を読んだ時に、たくさん泣いてたくさん笑いました。それぞれに違う家族のかたちがあり、ひとりひとり違う個性や人生がある。交わったりぶつかったり、苦しかったり悔しかったり。

作品に参加した「わたし達」と「ほんとうにあった物語」が交差して生まれた映画が、ほんの少しでも、観る人のこころのあたたかさに繋がることを願っています。

【青山姫乃さん(満里奈役)のコメント】
原作を読ませていただき、原作者の村井さんのお話を聞いてから私の知らなかった世界が広がり、衝撃が走りました。

家族の微妙な距離感、関係性がありながらもやっぱり愛があると感じられる作品となっていると思います。クスッとするシーンも見所です。

【味元耀大さん(良一役)のコメント】
この作品は、「家族とは何か」を深く考えさせられる物語だと思っています。
登場人物それぞれの心の動きや、そこから生まれる言葉の一つひとつに感情が細かく表れていると感じました。くすっと笑えて、涙なしでは観られない――そんな中野量太監督の素敵な作品を、ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。

【監督:中野量太さんのコメント】
誰もが人生で経験するであろう身近な話を、リアルかつ、映像でしか表現できない奇想天外な方法で描いています。自分の身にも起こるかもしれない話です。もしかしたら、この映画は、【明日のあなたの真実】になるかもしれません。

最後に言いたい。
『めっちゃ面白い映画を作ったので観てね!』