【ふろしき屋が考察】『鬼滅の刃』伝統文様に隠された意味④
昨年から今年のはじめにかけて、一大ブームを巻き起こした人気漫画と言えば…『鬼滅の刃』!
今秋にはアニメ2期となる「遊郭編」の放送を予定。
それに合わせて9月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、23日(木・祝)の5日間にわたってアニメ『鬼滅の刃』竈門炭治郎立志編が放送されます!そして25日(土)には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の放送も控えています。
実は『鬼滅の刃』は、ふろしき屋にとってもワクワクする作品。
登場人物が着ている衣装の「文様」は、むす美のふろしきでも使われている日本の伝統的な「文様」なんです。
『鬼滅の刃』には魅力的なキャラクターがいっぱい!第4弾をお届けします。
今回は、のちに炭治郎が「鬼滅隊」に入るきっかけを作った、物語の要ともいえる「冨岡義勇(とみおかぎゆう)」にまつわる文様です。
冨岡義勇の亀甲文様
冨岡義勇の衣装は、「毘沙門亀甲」をアレンジした柄と赤錆色の無地で仕立てた「片身替わり」です。亀甲文様の派生紋様「毘沙門亀甲」は、四天王のひとりで非常に強い毘沙門天の甲冑(かっちゅう)にこの文様が用いられていることから名付けられました。(毘沙門天とは?)
「片身替わり」は文様ではありませんが、着物の右半分と左半分で色や柄が異なる別々の生地で仕立てられたもののことをいいます。実はふろしきにもこの構図があり、主にふたつの三角形が組み合わさったように配置されているものを指し示します。
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亀甲文様の意味は?
「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように、昔から長寿吉兆の縁起の良いものとされてきました。また、果てしなく六角形が続くことから、永遠の繁栄を意味します。
衣装から冨岡義勇は、亀の甲羅のように強く守られていることが伺えますが… 「片身替わり」の片側の「毘沙門亀甲」文様は途中に登場する錆兎(さびと)というキャラクターと同じもの。では、もう片側の無地は一体…?「片身替わり」に仕立てることで、何か物語に深いメッセージが隠されているのでしょうか…⁈
「亀甲文様」を使ったむす美のふろしきは?


麻の葉の細い金のラインが華やかさを上品に演出します。右下を見せて包んだ時と左上を見せた包んだ時で、大きく見え方が変化する デザインです。
麻の葉は成長が早く真っ直ぐにグングン成長していく為、麻の葉文様には子供の「健やかな成長」の願いが込められています。出産祝いやお誕生日、節句、一升餅にもおすすめです。
また、長寿の象徴である亀甲は、敬老の日や賀寿のお祝いにおすすめです。無病息災の想いを絵柄に込めて贈ることができます。
まとめ
『鬼滅の刃』の文様に秘められたメッセージをふろしき屋が解説!を4回に渡りお送りしました。『鬼滅の刃』では、文様が持つ意味にキャラクターや物語のメッセージ性が反映されているように思います。皆さまもそれにならって、文様が持つメッセージを込めてふろしきを選び、ギフトとして贈ってみてはいかがでしょうか。
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