コチャエむすび(デザインユニットCOCHAE × MUSUBI)

結んで楽しい。広げて楽しい。包んで楽しい。見て楽しい。くるくる来る来る福が来る。山や海をテーマにした日本の民話や神話が、生き生きと愉快に描かれています。

登場人物たちは、コチャエのユニットメンバーが、全員で書き入れています。


知っている物語がいくつあるか、ぜひ数えてみてください。
海篇の紹介
桃太郎
桃から生まれた男の子が鬼を退治して村を救う物語で、仲間と協力すれば困難も乗り越えられる教訓が込められています。
※桃太郎は山篇にも海篇にも使用されています。山篇は桃が川から流れてくるシーンに、海篇は鬼ヶ島へ向かうために海を越えた話です。コチャエさんの出身地でもある岡山県のお話なので、両方のふろしきに盛り込みました。
浦島太郎
浦島太郎のモデルとされる人物「浦嶋子(うらしまこ)」の伝説が古代から残っており、『日本書紀』や『丹後国風土記』逸文にも記述があります。「浦嶋神社」(京丹後市網野町)には、その名の通り浦島太郎が祀られています。(京都府がもっとも有名な伝承地。)
浦島太郎
海の力を侮る若者に「自然を敬い、無理をしてはいけない」と教訓を説いた物語です。(日本各地で伝承されていますが、特に九州地方、特に鹿児島県の奄美大島や薩摩地方などの沿岸部に多い。)
一寸法師
身長がわずか一寸の少年が勇敢に冒険し、鬼を退治して立派な武士になる物語です。
因幡の白兎
因幡の白兎は嘘をついて傷つき、大国主命が優しく助けたことで正直さや思いやりの大切さを学びました。(鳥取県東部の「因幡(いなば)地方」)
海に沈んだ赤鬼
赤鬼は村人に恐れられ、青鬼と共に海に沈む。彼の犠牲が村人に理解され、友情が深まる物語です。
薄潮吹き
漁師が妖精の魚に願いをかなえてもらうが、欲をかいて次々に願いを強欲に求めた結果、元の貧しい生活に戻る物語です。
天の神と竜宮の神
天の神が竜宮の神に対して試練を与えるという物語です。
海ぼうず
漁師が海ぼうずと出会い、海の深い知恵や力を学ぶ物語です。
赤鬼と青鬼
人間と仲良くなりたいと願う赤鬼のために、親友の青鬼が自ら悪役を演じ、村人を襲うふりをして赤鬼を助けます。作戦は成功し赤鬼に人間との友情が生まれますが、青鬼は赤鬼の元を去ります。赤鬼は友を想って涙を流すという、友情と犠牲をテーマにした物語です。
山の神と海の神
自然の力を象徴する神々で、互いにバランスを取りながら共存しています。争うこともあれば協力することもあり、自然の調和を教える物語です。
山のくじら海のいのしし
動物たちが力を合わせて困難を乗り越える様子や、自然との調和を描いています。

70cmサイズなので、ギフトラッピング全般にはもちろん、バッグとしても、どのキャラクターを出すか楽しみながらお使いいただけます。
COHAE(コチャエ)
“あそびのデザイン”をテーマに活動する軸原ヨウスケ、武田美貴、長友真昭(2025〜)によるデザイン・ユニット。 2003年結成、「折紙をもっとポップに!」をキーワードにグラフィック折紙を制作。現在は新しい視点を持った玩具や雑貨の開発、商品企画、展示やWSなど幅広い活動を行っている。近年は山方永寿堂「岡山名物 きびだんご」などパッケージデザインを数多く手がける。
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